一番感動したのは合格通知に「不」という文字がついていなかった時でした。

一番感動したのは合格通知に「不」という文字がついていなかった時でした。

2017-04-16



平成28年度合格者
福島県 佐藤典子様(50代)
受験回数:9回目

行政書士を目指そうと思ったきっかけですが、20代のころに中学時代の親友が司法試験に合格し、裁判官をやっていると聞いて、以前から法律に興味があったので、私も弁護士になりたいと思いました。

理系の大学を出ていて一から法律をやるのはどうなんだろう?と考えていた時に行政書士の方に書類を依頼する機会がありました。

その方は初老の方で70代くらいだったでしょうか、「この年になっても仕事を続けているんだ」と感心し、行政書士について調べ、「街の法律家」というところが私にあっていると感じて試験を受けてみようと思いました。

初めての受験は20代のころで、全くと言っていいほど問題が解けずに諦めていました。結婚して子供ができてから家にいてできる仕事だったらいいのにと思い、行政書士の勉強をしたのを思い出しました。

しかし、家事、育児、仕事、勉強の全てをうまく進めることができず、なかなか合格せずに結婚してから6回目の受験もダメでした。

いろいろなテキスト、問題集、通信教育を利用してもある程度までしか点数が伸びない、そんなときにこのマニュアルのページを発見。

非常に怪しい気がしましたが、合格者が写真入りの実名で掲載され、書いてあることが確かにと納得がいくと感じ、最後の勝負のつもりで購入しました。

マニュアルを買う前は、20代のころに1回、その後に6回受験して、ほかの資格のように王道でテキストでインプット、過去問、予想問題集、模擬試験でアウトプットを繰り返し、わからないところはテキストに戻るということをしていました。

勉強時間はあまりとれませんでしたが自分では短い時間でも集中してやっていたのに点数が135~150点で止まってしまい伸びない。

回数を重ねるたびに「去年はどこがダメだったのか」「今年は何をしたらいいのか」がわからなくなってきて困っていました。

マニュアルを手にした時には内容が充実している分、厚みがあって正直すべてを実践できるのか不安でしたが、一つ一つを読み進めて、実際にやってみると今までに知識としてはインプットされていたが、実は頭の引き出しの中にぐちゃぐちゃに整理されずにただ詰め込まれていたということを感じました。

そして、マニュアル通りにやることでそれがきれいに整理され、必要なものがどこにあって、どういうときに使えばいいのかが嘘のようにわかるようになってきたんです。バラバラだったものが一つの物につながり、完成していくような感じでした。

マニュアル通りに実践することで、短い時間でも合格に必要な知識をより正確に整理してインプットできるのではないかと感じました。

そして、9月下旬ころから受け始めた資格スクールの模擬試験でそれが現実になりました。今までは135~150点で止まっていた点数が160~170点に伸びてきたんです。

これが9月の下旬からだったのでまだ試験までは50日近くありました。これならあと少しで合格できるのかもと思い、自分がミスしやすいところ、勘違いしている知識を確認しながら本試験まで勉強しました。

合格発表の日は仕事で山奥にいたために電波が悪いのと、試験センターにアクセスが集中しているのか、なかなか結果を確認することができませんでした。

友人から「番号があるんじゃない?」とラインで連絡があり、自宅に戻ってから家のパソコンで確認。私の住む地域ではもともとの受験者数が少なく、合格者も少ないため、100番以上も番号が抜けていることもありました。
なので、見た瞬間に番号がなければわかるという感じです。でも、今回は本当に私の番号があったんです!うれしくって、連絡をくれた友人に電話、応援してくれた友人に片っ端からメールをしました。

それでも、合格通知が来るまでは掲載の間違えではないかとドキドキしていました。なので、一番感動したのは合格通知に「不」という文字がついていなかった時でした。

私は合格にたどり着くまでに途中に色々とあって受験できないこともあり、結局、期間としては10年もかかってしまいました。

本来なら、1~2回で合格できてたのではないでしょうか?なので、初めて受験する人は是非、このマニュアルで1回で合格してほしいです。

そして、私のように迷路のようにもうどこをどう歩いてきたのか、わからなくなってしまい、いつの間にか行政書士試験受験が日常生活に溶け込んでしまっていて、毎年の恒例行事になっているという方にも早くその迷路から抜け出して、次のステップに進んでもらうために、このマニュアルを活用してほしいと思います。

合格してちょっとだけ気が抜けています。でも、合格は決してゴールではないので、今、やっとスタート地点に立てたわけです。

司法書士試験、もしくは司法試験に1度は挑戦してみてもいいのかなとも思います。開業はしたいので、勉強のために色々なセミナーに積極的に参加してみようと思います。

この資格を目指しているたくさんの方がこのマニュアルに早く出会って、早く同じスタート地点に立つことができることを祈っています 。

坂庭先生には本当にお世話になりました。合格に必要な強力なエッセンスをいただいたという気がしています。この出会いがなければ、これから何年も先が見えない迷路の中をさまよっていたことでしょう。
石井先生には勉強面で大変お世話になりました。勉強の指導、状況に応じた的確なアドバイスをいただき、自分の勉強のブレを毎回、うまく補正することができ、試験までに十分な実力をつけることができました。


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